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     幼き結晶雪-Ⅱ-

気が付いたらもう冬だった

あの妖精は変わっただろうか?

そう考えるだけで楽しみだ。

そういや弟子取るんだっけ

・・・・・弟子・・・・か

私が気が付いたときには辺りはもう夜だった

半年以上体を動かしていないので少し歩く

レ「流石に一年じゃ何も変わらないか・・・・」

辺りを見渡す。
いつものように同じ光景が広がっている



レ「・・・・ぁ」


いつもの癖で夜空を眺める。
そしたら、雪が降ってきた
夜空を『白』に染めようとする

私にとっては雪が降るときは何時も曇りだったから珍しかった

レ「綺麗・・・」

月はちょうど三日月だった

レティは手を差し出して、降ってくる雪の感触を確かめる

レ「積もるかな」

そんな予想をしながら、久しぶりの幻想郷を飛んだ

・・・あちこち見てきたけど変わらないか

(つまんないなぁ・・・)


ふと気づくと太陽が山のふもとから出てきた
久々の日の光

(まぶしい・・・)

・・・ぁ


そうだ、チルノに会ってみよう

そう思い、チルノと初めて会った場所へ向かった

昨年の冬にチルノと出会った場所に来た。
さっき『朝』がきたばかりだから人影は無い

仕方なく私は雪のクッションに倒れこむ

レ「ふぅ・・・」

空を見上げる。
透き通った青空。
無垢で純粋な・・・空。


まるでチルノみたいだわ


自然に笑みが溢れた



それにしても、ここは居心地が良い
 ・・・思わず眠りそう

レ「ふぁ・・・」

欠伸をする
目を閉じて風を感じる。


「師匠、師匠ー!」

どこかで聞いた声

純粋な無垢なこの声


レ「・・・・・」

静かに目を開く

レ「チルノ・・・・?」

そういった瞬間、チルノに抱き締められた

レ「・・・ぇ、ぁ、あれ?」

起きたら突然抱き締められた。
あまりの出来事に驚く

レ「チルノ・・・?」

チ「あたい・・・・約束守った・・・」

すると、チルノは抱く体制から立ち上がる

チ「だからっ、弟子にしてくれる?」

ニイッとチルノは威張る




レ「いいわ」



退屈な冬はもう終わりなのかも。


チ「ししょー、何か教えてー」

・・・・・喋り方は変わらないわけで

レ「んじゃ・・・・・・・・・って何教えれば良いのよ」

チ「弾幕ごっこ!」

レ「仕方ないわね・・・・・・」

飽きれ顔の私は懐からスペルカードを取り出す
チルノはニヤニヤしながらスペルカードを出す

チ「次は負けないんだからっ!」

そうして、二人の弾幕ごっこが始まった


チ「また負けた・・・。」

あれから三回引き続け弾幕ごっこをした。
流石に『力』を使いすぎて疲れた。

チ「次は負けないんだから!」

レ「休憩っ!」

チルノがえーっ、と言いながら頬を膨らます。

まったく・・・どこにそんな力が・・・。


レ「ふぅ・・・」

力を抜いて雪の上に倒れる。
チルノも一緒に雪の上に倒れる


・・・・・


ふとチルノが私の胸に指をさして喋る

チ「そういや、レティが付けてる・・・・それ、なぁに?」

もう師匠とは呼ばないのね・・・
苦笑しながらも質問に答える

レ「これは氷の結晶で作られたブローチよ、寒気を操る私の力を増幅してくれるの」

チ「へぇー、かっこぃぃ!」
目を輝かせるチルノ

チ「貸しt 」
レ「駄目よ」

また頬を膨らませるチルノ

――そんなこんなで日が沈む頃。

レ「今日は疲れたわ・・・、また明日」

チ「ぇーっ、もう一回!」

レ「もう弾幕ごっこしてあげないわよ?」

チ「むー、仕方ないわ」

レ「さよなら、また会いましょ」

チ「じゃーね、レティ!」

そんな日々が毎日続いた。

楽しい日々。
彼女の笑顔を見ると私もつられて笑顔になる。

人はそれを『幸せ』というのかな

嫌なこともあったけど次の日には笑っていけた




・・・・・・・ぇ?なんでしんみりしてるかって?

私には分かる。

次の『春』が近いということを。

チルノにはまだいっていない。





――私は冬の妖怪で、春になったら消えるということを――






幼き結晶雪-Ⅱ- 終
  
なんだかんだでこうやって話を考えているうちにその登場キャラが大好きになっていきますね^^
ふぅ、次でとうとう幼き結晶雪は最終章に入ります 
微妙に期待していてくださいね!

    |ヽ,!   ,.. -''"´ ̄ "'' 、.,        
__,.ヘ ノ!/ |''7'"           `ヽ、.,__      
`ヽ.`Y | .i/  ,:' ,          <´       
  ハゝ、」_/  / / /!   !  / ,  ヽ.,>      
 ∠_,.イ-ヽ!. ,' ,' ./‐,'-、/! ハ ハ i ', ':,    
 / 7´i ハ.! ! 7i7''ァr、 レ' |/-!、! i __ヽ   呼んでくださっている方   
,:'イ´ ,' i | i k、レ`'、__ン    'ァr、!/! ハ! `  どうもありがとうございます!
  レ'i l|.  ! ', |'"       ヽソ7'レ'i       
   .|リ   ,'  ハト.、   、 _   ",ハ| ',       これからもちびちび東方のミニSSを
    ヽ、,/,.イ/_,! .!`' 、.,__,,.. イ / ',. ヽ.        書いていきたいと思います
     ',!>''"´ | !:`\,__「:.:レ'ゝ、. !   ':,        
    //   ヽ,!.:.:.:.:/ム;:.:.:! | `ヽ. ', i       
   rく二ヽ、.,_   i_/ i o `ヽ!!  _,ゝ、!/       いつかは挿絵付きのSSを書いてみたい
   /´:::`>ソ、_/  :  |   : Y´__,,..ヘ!       ですね^^;
  ,:'::::::ー-< `ヽハ   :  !o  : .!_,.ゝ:::::::':,    
  ヽ、:;_::::::::/7`ヽヘ  :  !   : .ト、::::::;;:ン     
      ̄`rヽ  ノ   ,' 〈o    :ハく! ̄         
       `'ァ-く  /  ハ     ,ゝ'          
         /:::/ヽ、___/::T::'、_,,.イヽ.         
      /::::::/:::::::::::::::::::!::::::::::::::';:::::':,       
     , ::'´::::::::/:::::::::::::::::::::!::::::::::::::::';:::::::ヽ
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  1. 2008/06/29(日) 19:24:34|
  2. 東方ミニ小説(SS)
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軽く自己紹介

きつね

Author:きつね
職:高校1年生
属:かなりのドS
能力:小説を書く程度の能力
弱点:絵柄を固定できない程度の能力
好きな人物:小悪魔 幽香 地霊殿組

東方の小説をちまちま書いております^^

pixivやっています

最近では小説の文と文の間に挿絵とか
入れてみたいなぁ と考えていますが
自分の画力の無さに 完敗

まぁ、とりあえずネタが尽きるまで書き続けたいですね

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