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胡蝶の幻想 第弐章

辺りは静まり返り、そして屋敷が建っていた


藍が教えてくれた場所
それがここ




玄関から入るのは慣れていないため隙間を使い、中に入ろうとする


「あの・・・・・何か御用でしょうか?」


その声にハッとし振り返る

・・・・・そこには私と背丈が同じくらいの少女がいた

その少女は着物を着ていて、どこかのお姫様の様だった


「もしかしてあなたの家?」

「そうですが・・・・何か?」


と、するとこの少女が噂の死を呼ぶ少女?  
少なくても私のイメージとは掛け離れていた


「ねぇ、貴方の名前はなんて言うの?」

「・・・・・西行寺幽々子と申します」


その名前を心の中で復唱する

「あなたは・・・・・?」

「私は八雲紫よ、よろしくね」

傘を片手で持って、もう片方を差し出す

それを見て幽々子は一瞬驚いたが


「よろしくお願いします」

直ぐに片手を差し出し、握手をする



幽々子の笑みにつられて私も微笑む


疑問に思う



何故



・・・・・彼女は危険な能力を持ってる筈なのに
・・・・・彼女は人から恐れられている筈なのに



なんで笑っていられるんだろう・・・・・・、と



「ゆ、幽々子殿、ここにおられましたか!」

その声を聞き、振り返る二人

そこには銀髪の体格の良い男がいた
刀を携えている事から剣士だとう

「あら、妖忌どうしたの?」

妖忌と呼ばれた男は軽く頭を下げた


「幽々子殿の帰りが遅いので迎えに行こうかと・・・」

「ごめんなさいね、妖忌」

「いえいえ・・・・、してその方は・・・?」

私を軽く一瞥する。

「彼女は紫って言って、さっき会ったの」

「左様でございますか」



「よろしく」

「よろしくお願いします、紫殿」

「あら、何も改まらなくてもいいのに」



「彼は魂魄妖忌と言って、庭師をやっているわ」

「庭師・・・・・?」

「そうよ」


不思議な庭師ね、その刀で・・・・。


あら、この庭師の刀、業物ね。



藍、晩御飯少し遅れるかも


この刀、”どっち”だろうか?

まぁそんなことはいいや
ということは、この庭師が幽々子のボディーガード的な存在ということだろう


「ねぇ紫、貴方の傘綺麗ね」

「へ?ぁ、ありがと:

考え事をしてたらいきなり話しかけられた


くるくると傘を回してみる

目を輝かせる幽々子



それから色々と話をした・・・・。


「幽々子殿、そろそろお体が冷えますので・・・」

「分かったわ」



私の方に向き直る


「ねぇ、紫   明日も来てくれる?」

「うん、来てあげるわ」


フフッと笑うと幽々子は妖忌に案内されて屋敷に帰っていった


辺りは薄暗く、太陽が沈みかけていた



幽々子を見送り、一人になる


「それにしても・・・」


辺りを見回す


「綺麗ね・・・」

回りは桜の木でいっぱいだった



少し歩いてみるのも悪くない

そう思い、歩き始める



どうやら私は運が良いらしい

桜は全部満開だった



「・・・・・・凄い・・・」




奥に進むと一際大きな桜の木があった


その桜の木だけ、蕾だった



遅咲きなのかしら?




いや




ピリピリと肌に感じるこの力



「血を吸いすぎたようね、この桜の木は」



桜の木を見てるとふいに、聞き覚えのある声がした




銀髪の・・・・・


名前は確か・・・




「あら、魂魄妖忌さん」

「紫殿、帰られたかと・・・」

「桜が綺麗だったから長居しちゃったわ」



二人は大きな桜の木を眺める


ふと妖忌が尋ねた


「紫殿、貴方は人間・・・・・・か?」


桜の木を見ながら妖忌は刀の柄を握っている。


やれやれ、妖怪も大変だわ

「ご名答、私は妖怪だわ」


「幽々子殿を食らうつもり・・・・・か?」


その言葉にクスッと笑う


「食べないわ、ただ彼女に興味は持ったわ」

「・・・・・・」

「死に誘う能力を持っているのに、笑っていける彼女」

「・・・・・・」

「それが不思議なのよ」

「紫・・・殿・・・・」


妖忌は刀の柄を握るのを止める


「紫殿、妖怪なのに何故そんなことを・・・・?」

「あら、妖怪だからって友達ぐらい欲しいわ」

偏見は持たないことね、と付け加える

「本当に、幽々子殿に何もしないのだな?」

「悪いことはしないわ」

「そうか、なら安心した」



「ねぇ、妖忌さん  この桜の木は何なの? この桜の木は他の桜の木と違うみたいだけど」

妖忌が静かに、しかしハッキリした声で話す



「これは西行妖と言ってだな・・・・・・・」



―――第弐章 終―――




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ヽ.       ノ´ ̄_ヽ'ヽノ/´,,. -、7::::::::ヽ.    
ヽへ ヽ  ,/´  /´ ´ /,. '´ ,. -'iハ::::::::::::i    
└へト、//   i      /,.、/」 |:::: ::::::|    
   ヽ>/    ノ     // i  |::: :: ノ
みょんな感じで弐章終わらせてしまった! 
昨日更新できなかった理由: 寝転がったらいつの間にか朝だった
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  1. 2008/07/19(土) 18:06:45|
  2. 東方ミニ小説(SS)
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軽く自己紹介

きつね

Author:きつね
職:高校1年生
属:かなりのドS
能力:小説を書く程度の能力
弱点:絵柄を固定できない程度の能力
好きな人物:小悪魔 幽香 地霊殿組

東方の小説をちまちま書いております^^

pixivやっています

最近では小説の文と文の間に挿絵とか
入れてみたいなぁ と考えていますが
自分の画力の無さに 完敗

まぁ、とりあえずネタが尽きるまで書き続けたいですね

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